今まで勉強したことや、見聞きしたことを綴ります(再掲もあり)。
間違いや未熟さ等につきましては、ご容赦くださいませ。
介護や医療の現場で、意見の分かれるところですが、
ミトンは身体拘束として、議論される機会が多いです。
介護、医療現場で使われるミトンとは、その方の、手や指の動きを抑制するために使用します。
ミトンにも、最近はいろいろあるようで、大きな鍋つかみのようなミトン(手袋)の中に、
小さなゴムボールのようなものがたくさん入っているものがありました。
これだと、ミトンの中で、手をぐーぱーすることはできるので、
板などが入っているものよりは、ストレスが少ないかもしれません。
板の入ったミトン、はいたことありますか?
板が入っているミトンは、指が曲げられないのでとてもつらいと思います。
ミトンはなぜ必要なのか?
例えば、
湿疹や皮膚疾患などがあり、全身をかきむしり、いつも血だらけの流血となり、
できていた傷もえぐられ、薬などで治療しても、どんどん悪化する、と言うような時。
こんな場合はどうでしょうか?
点滴などの治療が必要だが、認知症のため、理解できず、
点滴や管などを抜いてしまい、流血、、、もちろん、治療も進まない、、、
やむ終えない場合もあるのだと思います。
体や顔をかきむしって血を流す赤ん坊に、小さな手袋、はかせていました。
それでも、不便さや、不快さ、辛さ、しっかり考えて、
何が必要で、何が優先されて、何が大事で、、、など、
いろいろな方面から考えていかなければいけないと思います。
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