今まで勉強したことや、見聞きしたことを綴ります(再掲もあり)。
間違いや未熟さ等につきましては、ご容赦くださいませ。
統合失調症とは、以前は精神分裂症と呼ばれていた病気です。
100人に一人がかかる病気だそうです。
結構、多いですよね。
統合失調症は、幻覚や妄想が特徴的な精神疾患です。
妄想の多くは、被害妄想ですが、この内容は、本人が大切に考えていたり、劣等感を抱いているなど、
本人の価値観や関心に由来していることが多いようです。
そして、この幻覚や妄想は、本人にとっては事実なのですが、家族や周りには理解されないことが多く、
それが、またストレスとなり、病状に影響を与えます。
統合失調症へのかかわりとして大事なのは、
・病気やその辛さを理解する
・批判や非難をしない
・オロオロしない
・過剰な心配をしない
統合失調症の回復には、時間がかかるようです。
すぐに、改善されなくても、病院を変えることはしないで、
普段の様子や変化をしっかりと主治医に伝え、また、不安や疑問があれば質問や相談をして、
じっくりと治療に取り組むことが大事、とのことです。
ご家族の中には、育て方が悪かったと自分を責めたりする場合があるようですが、
育て方のせいで、統合失調症は発症しないそうです。
統合失調症の原因は明らかになっていないそうですが、
脳内の神経伝達物質の異常が関係しているとも言われているようです。
統合失調症の方へのかかわりは、実際は、なかなか難しいこともあります。
関わりの第一歩は、その辛さを理解すること、オロオロせず、平常心で接すること。
そして、医師との信頼関係を築くことでしょうか。
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