今まで勉強したことや、見聞きしたことを綴ります(再掲もあり)。
間違いや未熟さ等につきましては、ご容赦くださいませ。
ある日、突然、意味不明なことを話し出したり、
普段はそんなことをしたこともないのに、ご飯茶碗に手を突っ込んで、ぐしゃぐしゃにしたり、
「何だか、よくわからない」と混乱し、立つと、フラフラと左側に寄ってしまい、
まっすぐ歩くことができません。そして、普段なかった尿失禁も。
突然、今までと違う行動が見られるとき、速やかに、脳神経外科を受診してください。
この場合、病名は慢性硬膜下血腫でした。
主に高齢者にみられるという、この病気。
硬膜と脳の間に血腫が徐々に溜まってしまうのだそうです。
多くは、数ヶ月前に頭をぶつけたなど、比較的軽度な頭部外傷が原因とのこと。
いつぶつけたか、思い出せないことも多いとか。
転倒してたんこぶを作り、2か月以上も特に変わった様子もなく過ごしていました。
しかし、症状がでる1週間前程から兆候は見られていました。
いつもよりも、時間を間違えて食堂に来るとか、
トイレの失敗が増えていたとか、ふらつくことが多かったりしていました。
しかし、痛みの訴えはないのです。
転倒して、頭をぶつけたら、数か月は注意して観察した方が良いです。
治療後は、前の状態に戻って元気に帰って来ることができます。
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