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ふきのとう日記

ふきのとう日記≪自然骨折≫
2018-08-13

今まで勉強したことや、見聞きしたことを綴ります(再掲もあり)。

間違いや未熟さ等につきましては、ご容赦くださいませ。

 

高齢者の骨折はもちろん転倒が多いのですが、自然骨折というのもけっこうあります。

骨が弱くなってもろくなるんですね。

くしゃみをしたら肋骨が折れた、椅子に座ったら背骨の圧迫骨折、普通に過ごしていたら恥骨骨折、、、

また、痛みを感じない骨折もあり、対応が遅れてしまうなど、なかなか難しいです。

転倒などによる、股関節の骨折はとても多いのですが、自然に骨折する場合もあります。

転んだ様子はないけど片足が異常にむくんでいる、という時や、

血液検査などでは原因不明の場合は転んだ事実がないと、なかなか発想できませんが、

骨折を疑ってもいいのかもしれません。

若いうちから、骨を丈夫にしていきたいですね。


ふきのとう日記≪慢性硬膜下血腫≫
2018-08-06

今まで勉強したことや、見聞きしたことを綴ります(再掲もあり)。

間違いや未熟さ等につきましては、ご容赦くださいませ。

 

ある日、突然、意味不明なことを話し出したり、

普段はそんなことをしたこともないのに、ご飯茶碗に手を突っ込んで、ぐしゃぐしゃにしたり、

「何だか、よくわからない」と混乱し、立つと、フラフラと左側に寄ってしまい、

まっすぐ歩くことができません。そして、普段なかった尿失禁も。

突然、今までと違う行動が見られるとき、速やかに、脳神経外科を受診してください。

この場合、病名は慢性硬膜下血腫でした。

主に高齢者にみられるという、この病気。

硬膜と脳の間に血腫が徐々に溜まってしまうのだそうです。

多くは、数ヶ月前に頭をぶつけたなど、比較的軽度な頭部外傷が原因とのこと。

いつぶつけたか、思い出せないことも多いとか。

転倒してたんこぶを作り、2か月以上も特に変わった様子もなく過ごしていました。

しかし、症状がでる1週間前程から兆候は見られていました。

いつもよりも、時間を間違えて食堂に来るとか、

トイレの失敗が増えていたとか、ふらつくことが多かったりしていました。

しかし、痛みの訴えはないのです。

転倒して、頭をぶつけたら、数か月は注意して観察した方が良いです。

治療後は、前の状態に戻って元気に帰って来ることができます。


ふきのとう日記≪天皇皇后両陛下≫
2018-08-05

何やら近所に警察の方々が立っています。

天皇皇后両陛下が近くの道を通られるとのこと!

これは大変!絶対に行かなくちゃ!

急遽皆さんと一緒に、椅子を持って出発です。

オリンピック観戦の時に使った手作り日の丸を手にして、

両陛下が来るのを待ちます。

長い待ち時間もなんのそので、「もう来るかな」「楽しみね」

とそわそわ、わくわくあっという間です。

さあ、そしていよいよ、白バイやら警護の車やらが通り、

天皇の旗を付けた車がやってきました。

私たちの前で減速してくれて、にこやかにお二人が手を振ってくれます。

みなさんも、子供のように「わーっ」と声を上げて旗を振ります。

しっかりお顔を拝見し、涙を流して喜んでいる方もいましたよ。

平成最後の夏に、とっておきの思い出作れました。

そして、警護の方々からも、とても親切にしていただきました。

本当にありがとうございました。


ふきのとう日記《納涼会》
2018-08-03

昨日は会社の納涼会でした。

9月から入社するS君も参加し、

皆で楽しく盛り上がりました。

スタッフはとにかく皆、元気で、よく笑い、

よく食べ、よく飲みます。

とても美味しかったです!

雷音さん、ありがとうございました。

また焼鳥食べに行きます!

さぁ、まだまだ暑い日が続きますが、

頑張って行きましょう!


2018-07-30

今まで勉強したことや、見聞きしたことを綴ります(再掲もあり)。

間違いや未熟さ等につきましては、ご容赦くださいませ。

 

町内の方々とお話しをしていると、

認知症かどうか、話をしただけではわからない、と言います。

そうなんです。

認知症の方は、忘れてしまっていたり、よくわからなかったりしても、

会話がきちんと成立するように返答するのが、本当に上手です。

やはり、経験豊富ですからね。

“取り繕い反応”とか、“場合わせ反応”と言うそうです。

 

 

認知症の人も、嘘をつくつもりは、ないのです。本人に悪気はありません。

認知症の人が取り繕って会話を進めている時は、内容が曖昧で、どうとでもとれる返答が多くなります。

私「何歳になりましたか?」

認知症の方「もう、おばあちゃんですよ」

私「どこか具合の悪いところがありますか?」

認知症の方「悪いのは根性だけだよ」

私「息子さんはいつ来ますか?」

認知症の方「息子は忙しいからね」

本当にスムーズに会話が成立します。

しかし、会話が進むにつれて、辻褄が合わなくなってきたり、かみ合わなくなっていきます。

認知症かどうかを知るためには、具体的に聞くことです。

例えば、

「何年生まれですか?」

「干支は?」

「頭が痛いですか?おなかが痛いですか?

ここは痛いですか?」

「息子さんが来たのはいつですか?」

「息子さんから電話はありますか?

最近は、いつ電話来ましたか?」

いくつか聞いて、全部曖昧だったり、違う内容の会話になるなら取り繕っています。

緊急性や保護の判断が必要な時や、診察や調査などできちんと判断が必要な時以外は、

取り繕っているとわかっても、責めたり、否定したりは、しないでほしいと思います。

でも、つい、感情的になったりしたら、時間をおいて、ゆったりお茶のんだり、

おいしいもの食べたりして、和解の時間を作ってください。

会話の内容は忘れても、感情は残っていますから。


ふきのとう日記≪脳梗塞≫
2018-07-23

今まで勉強したことや、見聞きしたことを綴ります(再掲もあり)。

間違いや未熟さ等につきましては、ご容赦くださいませ。

 

高齢者にとって、非常に多い疾患のひとつに、脳梗塞があります。

脳梗塞は、対応が早いほど、予後が良いです。

すぐに受診できれば、点滴などの対応で、

その後の後遺症なども、最小限に抑える事ができる場合もあります。

では、どのような症状がみられるでしょうか?

なんだか、いつもと違う、おかしい、というのは、非常に大事な感覚です。

何か変と思ったら、よく観察してください。

(※医学的見解ではなく、介護現場で遭遇してきた事例です。)

①表情が硬い、無表情。どちらかの口角が下がる。

②食事をこぼす。

③箸などを落とす。

④よだれが垂れる。(普段はないのに)

⑤ろれつが回らない

⑥座っていて、体が傾く

⑦まっすぐ歩けない

⑧両手を上げると、どちらかの腕が下がる

⑨手足のしびれ、麻痺がある。感覚がない。

⑩いつもと違う行動・言動をする。

よだれが垂れる、ろれつが回らない、まっすぐ歩けない、

麻痺がある(どちらかの手足が動かない)のうち、

一つでも該当する場合は、すぐに脳神経外科を受診してください。

麻痺と、ろれつが回らないのであれば、すぐに救急車を呼んだ方がいいでしょう。

主治医がいる場合は、すぐに連絡をして、指示を仰ぎましょう。

上の状態が、複数ある場合は、受診をお勧めします。

ちなみに、脳梗塞の場合、痛みの訴えは、今までありませんでした。

本当に、何か変よね?程度の違和感から発覚することが多いです。

自覚症状はないことが多かったです。

また、認知症の方は、体調によっては、座っていて体が傾くことは良くありますが、

普段はないのであれば、主治医に相談した方がいいかと思います。

救急車を呼ぶべきか、判断に迷う場合は救急医療相談の窓口に相談しましょう。

 

http://www.city.sapporo.jp/hokenjo/qq7199/

 

何でもなければ、良かったねと笑えばよいのです。

脳梗塞への対応はスピードです。

 


ふきのとう日記≪ミトン≫
2018-07-16

今まで勉強したことや、見聞きしたことを綴ります(再掲もあり)。

間違いや未熟さ等につきましては、ご容赦くださいませ。

 

介護や医療の現場で、意見の分かれるところですが、

ミトンは身体拘束として、議論される機会が多いです。

介護、医療現場で使われるミトンとは、その方の、手や指の動きを抑制するために使用します。

ミトンにも、最近はいろいろあるようで、大きな鍋つかみのようなミトン(手袋)の中に、

小さなゴムボールのようなものがたくさん入っているものがありました。

これだと、ミトンの中で、手をぐーぱーすることはできるので、

板などが入っているものよりは、ストレスが少ないかもしれません。

板の入ったミトン、はいたことありますか?

板が入っているミトンは、指が曲げられないのでとてもつらいと思います。

 

 

ミトンはなぜ必要なのか?

例えば、

湿疹や皮膚疾患などがあり、全身をかきむしり、いつも血だらけの流血となり、

できていた傷もえぐられ、薬などで治療しても、どんどん悪化する、と言うような時。

こんな場合はどうでしょうか?

点滴などの治療が必要だが、認知症のため、理解できず、

点滴や管などを抜いてしまい、流血、、、もちろん、治療も進まない、、、

やむ終えない場合もあるのだと思います。

体や顔をかきむしって血を流す赤ん坊に、小さな手袋、はかせていました。

それでも、不便さや、不快さ、辛さ、しっかり考えて、

何が必要で、何が優先されて、何が大事で、、、など、

いろいろな方面から考えていかなければいけないと思います。

 


ふきのとう日記《絵手紙》
2018-07-12

カリンズを頂き、早速みなさんで絵手紙を描きました。

真剣に色使いを考えながら描きましたよ!

ダイナミックな人、繊細な人、丁寧な人、、、

それぞれの個性がとってもアートです。

絵が完成したら、カリンズを皆さんで頂きましょう!

「酸っぱい!」「なつかしい」「美味しいね」「はじめて~」

「子供の頃よく採って食べたね」

それぞれの思いでを懐かしみました。


2018-07-10

昨夜は株式会社ククリコ、佐伯様にお越しいただいて、

摂食嚥下と栄養についての研修会を行いました。

勉強になりました、一部をご紹介いたしますと、

・嚥下や咀嚼力と握力は比例する

・ゼリーは丸い形や、細かく混ぜたりすると誤嚥しやすくなる

・ゼリーは平らに四角く切って食べると誤嚥しにくい

・水分等にトロミ剤を入れたあと、足りないと追加するとダマになる

・とろみをつける時は強く早くかき混ぜる

などなど、たくさん勉強になりました。

今後のお手伝いに役立てたいと思います。

佐伯様、本当にありがとうございました。


2018-07-09

今まで勉強したことや、見聞きしたことを綴ります(再掲もあり)。

間違いや未熟さ等につきましては、ご容赦くださいませ。

 

認知症の方は、長期記憶(長く保たれる記憶)は比較的保たれています。

昔のこと、子供時代の話、子育てをしていた時の事、など、本当によく覚えています。

逆に、短期記憶(数十秒~数か月の短い期間に保持される記憶)が苦手です。

昨日の事、ついさっきのこと、数分前の事なども忘れてしまいます。

ご家族が会いに来たり、一緒に過ごした楽しい時間も、

忘れてしまうことがあるため、『会いに来ても、忘れちゃうよね』とか、

『どうせ、忘れちゃうから、来なくても一緒かしら?』なんて、ご家族の嘆きの声も聞かれたりします。

認知症の症状にもよりますが、ご家族が来たこと、話したこと、

一緒にお出かけしたこと、孫に会ったこと、残念ながら、すべて忘れてしまうこと、あります。

しかし、感情は残ります。はい、感情は残るんです!

どういうことかというと、

楽しかった、嬉しかった、という、感情は残っているんです。

誰に会ったか、何があったか、どこに行ったかなどは忘れますが、

嬉しいとか、楽しかったとかの感情は残るので、

ご家族が帰った後、なんだか嬉しそうだったり、

穏やかだったり、うきうきしていたり、ルンルンしていたり、するわけです。

その逆もあります。

負の感情などが起こる出来事があった場合、

何があったかは忘れますが、その後、イライラしていたり、

怒っていたり、不穏になって落ち着かないとか、何だかわからないけど悲しい気持ちになっている、

ということもあります。

ご家族が会いに来ること、どこかへお出かけしたり、一緒に食事したり、

楽しくおしゃべりしたりすることは、

認知症の方々にとって、とても大切な時間です。

忘れちゃうけど、無駄な時間ではありません。

思い出の積み重ねはできませんが、感情の積み重ねはできます。

一緒に過ごす時間を楽しんでください。

 


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